仙台空港の桜が仲間入りしました!


なとり復興桜」は、東日本大震災の津波被害で多くの人が亡くなった、宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区で、津波をかぶりながらも震災後に花を咲かせた桜(これを「復興桜」と名付けた)の木から芽をとって、苗木を育てていますが、それは、ソメイヨシノという1種類の品種でした。

専門家より、観光復興の起爆剤として桜名所を作るには、1種類の品種では開花時期が短くなり、あまり好ましくないと言われておりましたが、

その後、JAL広報担当の方から連絡を頂いて、仙台空港にも復興桜があることがわかり、しかもその品種は、八重桜と大島桜という別の品種であることが判明。
同じ名取市であり、しかも、閖上地区とは貞山運河でつながったところなので、なとり復興桜に仲間入りさせることにしました。

さて、さっそく、苗木のための芽をとるため、枝取り作業を行いましたので報告します。

日時:平成24年3月8日午後2時~
場所:仙台空港滑走路横 緩衝緑地内
※普段一般人が入れない場所です。
今回は特別に空港の許可を頂き、空港関係者にご同行頂き、作業を行いました。

作業者:公益財団法人「日本花の会」の田中秀明氏(結城農場)
協力者:柴田農林高校 尾形政幸先生

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